JABRA製のElite 85tを使用できる機会があったので、テレワーク(在宅勤務)でElite 85tを使用してみた感想を中心にレビューしてみたいと思います。
Elite 85tはワイヤレスイヤホンの中でも機能盛りだくさんかつ高性能ということで、2020年11月の発売から人気を博している製品です。
そんなワイヤレスイヤホンの良かったところ、少し気になったところを見ていきたいと思います。
※以前のAnker Soundcore Liberty 3 Proのレビューと機能が類似しているため比較記事は別途書きたいと思います。
開封の儀
外箱を開くと充電ケース(本体格納済み)とイヤーピースのお目見えです。シンプルな梱包で豪華さはあまりないですが必要十分という感じでしょうか。底には説明書もありました。
充電ケースはマットな素材で高級感があります。指紋や汚れが分かりにくいのも使用頻度が高いガジェットとしては重要かなと思います。
イヤホン本体も高級感がありいいですね。サイズも大きすぎず装着感もしっかりフィットしていい感じです。万が一付属のイヤーピースがしっくり来なかったという場合でもサードパーティー製のイヤーピースが豊富にあるので、その点は心配しなくてもいいかなと思います。
JABRA Elite 85tの機能レビュー
良かったところ
マルチポイントの切り替えが早い
マルチポイント機能はこちらの記事で紹介したとおり、在宅勤務中には必須と言ってもいい機能です。
私はAirPods Pro 、Soundcore Liberty 3 Proでマルチポイント機能を試したことがありますが、切り替えのスムーズさで言えばElite 85t が一番だと思います。
接続機器が変更されたことが分からないくらいほぼノータイムで自然に切り替わります。これはけっこう感動しました。
他の製品のマルチポイントも問題なく動作するのですが、このシームレスな接続切替を一度体験してしまうと他製品の切替が少しもたつくように感じてしまうかもしれません。
イヤホン本体で音量調整ができる
これも意外と重要なポイントです。同じ家の中での使用でもイヤホンを使っている状況で音量の大きさって変えたくなりませんか?
BGMで音楽を流しているとき、ラジオを聴いてるとき、オンライン会議をしているとき、集中して作業してるときなど、その時々でベストな音量は様々です。しかし、その度にスマホやPCの音量調節に手を伸ばすのは面倒くさいですよね。
そんなときにElite 85tはイヤホン本体の表面を長押しすれば、PCやスマホを使わず音量の大小を調節できます。
右耳長押し→音量アップ、左耳長押し→音量ダウンといった感じで細かく調節できます。
これは他のイヤホンでもありそうでない機能なのでElite 85tを選択する際の一つのポイントになると思います。
マイク性能は問題なし
オンライン会議で使用することも想定するとマイク性能はある程度必要なのですが、その点は特に心配ありません。
特段クリアな音声というわけにはいきませんが、会話するには問題ないかなと思います。録音した音声でお確かめください。
充電がUSB type-c とQi両方対応
充電ケースが有線と無線両方に対応しているはありがたいです。
自分のデスクにはQiの充電台とtype-cケーブルの両方を用意しているのですが、ガジェット好きということもあり、他のデバイスが充電中でどちらかが使えない状況になっていることが多々あります。
なので、充電が切れた場合でも充電方法が複数用意されていると便利に感じますね。
もう一歩と感じたところ
価格が高め
私が購入した際の金額は¥21,780でした。ワイヤレスイヤホンとしては高価格帯の部類に入ります。
一方でほぼ同機能を持つ機種としてAnkerのSoundcore Liberty 3 Proが対抗馬として出てきます。
こちらの記事にレビューを書きましたが、お手頃価格で機能もまとまっているので可能な限り出費を抑えたい方はこちらも選択肢に入ってくると思います。
風切り音が気になる
今回は在宅勤務使用を想定したレビューなので少し話が逸れてしまいますが、一度だけ外出時に使用したことがありました。
その際、自転車に乗ったのですが風切り音を強く感じました。ノイズキャンセリング機能のマイクが拾った音のようですが、個人的には結構気になるレベルです。
普通に歩いている場合はこの風切り音を感じることはなかったので、自転車通勤時などで使用を考えている方は注意が必要です。
まとめ
全体的に高性能で欠点が見当たらない製品でした。ワイヤレスイヤホンは年々進化が続いているので買い時が見つけにくいですが、現在世の中に出回っている機能がほとんど搭載されているので買って損はしないイヤホンだと思いますよ!
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